不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社のネットワークにおける首都圏2006年11月の新築戸建て、中古戸建て、中古マンションの成約価格および変動率を発表した。
新築戸建成約価格平均は1戸あたり3,712万円となり、前年同月比5.1%上昇し、5ヵ月連続のプラスとなった。東京23区を除き、高額物件が好調で平均を押し上げたものの、23区は成約エリアの変動で4,000万・5,000万円台以上の物件が落ち込み、再びマイナスとなった。
また、中古戸建成約価格平均は1戸あたり2,761万円で前年同月比▲0.8%、3ヵ月連続のマイナスとなった。
中古マンションの成約価格平均は1平方メートルあたり31.39万円で、前年同月比▲2.1%、2ヵ月連続のマイナスとなった。
1戸あたりの平均価格は1,880万円となり、同▲2.0%、2ヵ月連続のマイナスとなった。これは埼玉県・千葉県の大幅下落によるもので、千葉県の1戸あたりの価格は過去最低となった。