国土交通省は12日、平成18年11月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
平成18年11月の建設工事受注高は4兆903億円(前年同月比▲1.7%)で9ヵ月連続の減少。うち元請受注高は2兆6,914億円(同▲0.5%)で5ヵ月連続の減少となった。下請受注高も、1兆3,988億円(同▲4.0%)と6ヵ月連続で減少した。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は7,665億円(同▲2.7%)、15ヵ月連続で減少した。民間などからの受注高は1兆9,250億円(同0.4%増)と、3ヵ月ぶりに増加となった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は7,369億円(同▲1.3%)。うち、「国の機関」からは2,089億円(同▲0.8%)、「地方の機関」からは5,281億円(同▲1.5%)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は5,083億円(同7.6%増)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,818億円(同35.3%増)で4ヵ月連続の増加となった。