(社)東京都宅地建物取引業協会(会長:藤田和夫氏)は17日、新宿区の京王プラザホテルで新年会を開催。協会役員、国会議員、都議会議員、関係団体・官庁関係者など多数の来賓が参加した。
冒頭挨拶した藤田会長は「今年の新年は、本当に雰囲気が良くなった。全宅連の会長の立場としては、地方会員の前で“業界の景気は良くなった”と言うのはまだまだためらわれるが、東京の会員の前では堂々と言える。今年は業況回復の元年だと確信している」などと語った。
また、来賓として挨拶した石原慎太郎東京都知事は「東京は、今後10年間にわたり、人口の集中集積が問題となる。つくばエクスプレスに乗っていただければわかるが、東京のすぐ近く、肥沃な関東平野が未だ未開発のままだ。ここを新首都圏として住宅を整備していけば、ユーザーも喜ぶし、東京も助かる。それには、民間の現場に精通した会員の皆さんのお力が必要だ。藤田会長を通じ、国政に意見をぶつけて欲しい」と語った。