不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/1/18

06年首都圏マンション新規供給、2ケタ減で8万戸割れ/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は18日、首都圏および近畿圏の「2006年マンション市場動向」を発表した。

 首都圏における、2006年のマンション新規供給戸数は7万4,534戸(前年比▲11.5%)で、8万戸を切った。都県別供給戸数は、東京都区部2万3,670戸(同▲23.7%)、東京都下7,004戸(同▲21.8%)、神奈川県2万482戸(同▲13.9%)、埼玉県1万557戸(同2.1%増)、千葉県1万2,821戸(同26.7%増)と、都心近郊部が大幅に減少する一方、埼玉・千葉が増加した。

 分譲価格は平均4,199万円(同2.2%アップ)で、4年連続の上昇。平方メートル単価も、平均55万5,000円(同1.8%アップ)と2年ぶりに上昇した。

 月間契約率は、平均78.3%(同4.3ポイントアップ)。販売在庫数は12月末現在で8,180戸(2005年末比2,188戸増)で、4年ぶりに増加した。即日完売物件数は1万5,178戸(全体の20.4%)で、即日完売比率は前年比6.3ポイントダウン。戸数も7,276戸減少している。

 一方近畿圏は、新規供給戸数は3万146戸(前年比▲8.8%)だった。平均価格は3,380万円(同6.8%アップ)、平方メートル単価は44万9,000円(同5.4%アップ)。平均価格は2年ぶり、平方メートル単価は4年連続のアップとなった。
 また、月間契約率は、72.9%(同▲4.0ポイント)。12月末現在の販売在庫数は4,671戸(2005年末比817戸増)となった。

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