不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、首都圏における2006年12月の賃貸物件市場動向を発表した。
同社への賃貸物件登録数は、居住用で3万3,849件(前年同月比▲5.2%)と7ヵ月連続のマイナス。事業用は2,915件(同0.3%増)であり、35ヵ月連続のプラスとなった。
1平方メートル当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,720円(前年同月比5.4%上昇、前月比1.9%上昇)、アパートが2,060円(同変動なし、同0.5%上昇)。
1戸当たり登録賃料は、マンションが10万5,200円(同3.7%上昇、同▲2.0%)、アパートが6万2,600円(同0.3%上昇、同▲1.1%)となった。
居住用賃貸物件成約数は7,286件(前年同月比▲1.9%)と下落。エリア別には、東京23区3,391件(同▲0.6%)、東京都下601件(同▲11.9%)、千葉県395件(同8.5%増)、神奈川県2,341件(同1.1%増)、埼玉県558件(同▲14.5%)と、神奈川県は新築、千葉県はアパートが好調で増加。
成約平均面積はマンションが37.10平方メートル(同▲1.3%)、アパートが30.39平方メートル(同0.2%増)。
1平方メートル当たり成約賃料は、マンションが2,750円(前年同月比4.6%上昇)、アパートが2,130円(同0.5%上昇)。
1戸当たり成約賃料は、マンションが10万1,900円(同2.9%上昇)、アパートが6万4,600円(同0.3%上昇)であった。