(株)毎日コムネットは25日、2006年11月期決算説明会を開催した。
当期(2005年12月1日~2006年11月30日)の連結売上高は63億200万円(前年同期比▲2.3%)、営業利益6億6,800万円(同 ▲19.0%)、経常利益5億6,900万円(同▲23.9%)、当期純利益3億2,200万円(同▲30.5%)。利益の大幅減は、当期末に向けて進めてきた保有不動産の売却、流動化プロジェクト7つのうち1つの売却を見合わせたため。
学生マンション開発・管理を主力とした不動産ソリューション事業は、新規サブリース17棟・654戸、自社保有物件2棟・160戸の開発などにより、売上高51億7,100万円(同▲1.1%)を計上。学生生活支援事業では、課外活動支援、人材ソリューションなどを展開し、売上高11億3,000万円(同 ▲7.4%)となった。
同社代表取締役・伊藤 守氏は「マンションの入居率が100%を達成するなど学生マンション部門は着実に拡大してきている。今後はインターネットのプロバイダ事業を進めていきたい」と語った。
次期については、連結売上高88億円、経常利益12億円、当期純利益6億7,500万円を見込んでいる。