東急リバブル(株)は29日、2007年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(2006年4月1日~12月31日)の売上高は438億7,800万円(前年同期比13.2%増)、営業利益62億5,800万円(同44.9%増)、経常利益62億5,500万円(同45.9%増)、純利益37億4,100万円(同53.8%増)となった。
仲介業では、リテール分野において、06年10月に「センター北」店(神奈川県)を出店するなど店舗の競争力強化に努めた。また、ホールセール分野においては公的セクターからの売却受任に注力するなどの事業機会の拡大を図ることにより仲介取扱高の拡大を図った結果、営業収益282億6,600万円(前年同期比19.1%増)、営業利益75億6,500万円(同37.8%増)となった。
販売受託事業では営業収益につながる物件の引渡しは計画通りに推移しているものの、第4四半期に集中することなどから営業収益30億8,200万円(同▲1.0%)、営業損失2億8,600万円(前年同期は4億5,600万円の損失)となった。
賃貸業ではノンアセットストックの拡大が順調に推移し、営業収益60億9,700万円(同14.9%増)、営業利益10億8,300万円(同19.5%増)となった。
通期については売上高672億円、経常利益90億円、純利益52億3,000万円を見込んでいる。