不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2007/2/14

「野村不動産レジデンシャル投資法人」が東証上場/公募価格大幅に上回る出だし

 野村不動産レジデンシャル投資法人(東京都新宿区、執行役員:濱田信幸氏)が14日、東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。JREIT41銘柄目。

 同投資法人は、野村不動産ホールディングス(株)が100%出資する資産運用会社、野村不動産投信(株)(東京都新宿区、代表取締役社長:井上辰夫氏)により、2006年8月3日に設立した。
 野村不動産投信は、2003年12月4日に東証に上場した野村不動産オフィスファンド投資法人の資産運用も受託しており、1つの資産運用会社が2つの投資法人の資産運用を受託するケースとしては、JREIT初となる。

 発行投資口数は4万7,400口、公募価格は1口当たり63万円。野村不動産グループのマンションブランド「プラウド」のノウハウを活用した賃貸マンション「プラウドフラット」の開発・取得を外部成長の要としていく。

 上場初日の始値(初値)は、公募価格を大きく上回る99万2,000円でこの日の最高値を記録、終値は若干下げ、89万2,000円となった。

 なお2007年5月期は、営業収益22億5,500万円、経常利益4億8,900万円、純利益4億8,700万円、1口当たり分配金7,152円。
 2007年11月期は、営業収益23億5,400万円、経常利益9億1,400万円、純利益9億1,300万円、1口当たり分配金1万3,413円を見込むとしている。

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