不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/2/22

06年の大規模オフィス市場、新規需要が供給量を上回る/森ビル調査

 森ビル(株)は、「東京23区の大規模オフィスビル市場動向調査」(2006年12月末時点)を発表した。

 1986年以降に竣工した、23区の大規模(延床面積1万㎡以上)オフィスを対象に、需要動向に関する調査を行なったもの。

 それによると、東京23区内における2006年の大規模オフィスビル供給量は、05年の77万平方メートルの約2倍にあたる154万平方メートルとなった。それに対して07年は昨年実績の約8割にあたる119万平方メートルが供給される予定。続く08年の供給量は、64万平方メートルと大きく減少する見込みになっている。
 一方、06年の新規需要は157万平方メートルであり、供給量の154万平方メートルを上回った。結果として05年末時点で3.2%だった空室率はさらに改善され、06年末時点で2.8%となっている。

 03年以降オフィス市場の回復が続いているが、オフィス需要は、06年に入っても堅調に推移していると同社は分析している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。