不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/2/26

06年の賃貸住宅市場動向、成約数は4年連続前年割れ/アットホーム

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は26日、首都圏における2006年1年間の賃貸物件市場動向を発表した。

 同社への2006年1年間の賃貸物件登録数は、居住用が65万7,262件(対前年比▲4.6%)となり、11年ぶりのマイナスとなった。一方事業用は5万8,646件(同▲11.2%)で、4年連続のマイナスとなった。

 1平方メートル当たりの登録賃料の首都圏年平均は、マンションが2,608円(同▲0.2%)、アパートは2,039円(同▲0.9%)。1戸当たりの 登録賃料の首都圏年平均は、マンションが10.37万円(同▲0.8%)、アパートは6.24万円(同▲2.1%)であった。

 居住用賃貸物件成約数は13万1,313件(同▲3.9%)で、4年連続の前年割れとなったが、新築マンションの成約は堅調な推移。成約の中心はシングル向け物件で、マンションはファミリー向けに回復の兆しがあるとしている。
 また、1平方メートル当たり成約賃料の首都圏年平均は、マンションが2,612円(同0.1%上昇)、アパートは2,124円(同0.3%上昇)。1戸当たりの成約賃料の首都圏年平均は、マンションが9.85万円(同1.2%上昇)、アパートは6.42万円(同▲0.7%)。平均面積はマンションが5年ぶりに拡大、アパートは7年連続の縮小となっている。


動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆