興和不動産(株)、(株)ニチレイ、(株)日立製作所、メリルリンチ日本証券(株)は1日、不動産マネジメントを担う新会社「(株)ジャパン・アセット・マネジメント・パートナーズ」(東京都港区、資本金8,000万円)を共同で設立すると発表した。
出資比率は興和不動産が35%、ニチレイ、日立製作所が25%、メリルリンチ日本証券が15%。社長には、興和不動産常務取締役ソリューション事業本部長の関 晴孝氏が就任する。
高度な不動産管理能力を持つ興和不動産、不動産事業や低温物流事業において賃貸ビルや物流センターといった案件で経験豊富なニチレイなど4社が共同出資することにより、プロパティマネジメント業務、アセットマネジメント業務を中心に、出資各社の強みを生かした不動産マネジメント会社を設立することとしたもの。
不動産会社、事業会社、金融会社という組み合わせの共同出資による不動産マネジメント会社設立は、不動産業界では初。
新会社では、将来的な開発事業の実施も視野に、当面は出資各社が保有する一部の不動産物件の管理を中心とした事業展開を行なっていく予定。