東急不動産(株)は2日、同社のシニアレジデンス「グランクレール」シリーズに、介護予防プログラムを導入すると発表した。
同社は東急沿線を中心に住宅型有料老人ホームや介護付有料老人ホーム「グランクレール」シリーズを展開。同シリーズでは、年2回の定期健康診断、提携医療法人の医師・看護士等による医療支援サービスのほか、外部講師による各種運動プログラムを実施している。
今回はこれらに加え、同社関連会社でフィットネスクラブ事業を展開する(株)東急スポーツオアシスが、体成分や体力値を測定する“健康度測定”プログラムの導入サポートを行なう。
同社は同プログラムの導入により、入居者自身ならびに施設スタッフが入居者の“健康度”を把握することで、入居者各々の健康レベルに応じた日常生活における改善や、各種運動プログラムへの反映等を図り、施設としての健康管理体制を整えることを目的としている。
また、「グランクレール藤が丘」(横浜市青葉区)では、施設スタッフの介護予防に関する知識や技術の育成を目的に「介護予防運動指導員養成講座」を開催。ケアレジデンスの最終フロアを3日にグランドオープンした。