不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2007/3/8

「三菱総合研究所ビルヂング」と「三菱UFJ信託銀行本店ビル」を交換/JRE

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は8日、同投資法人が保有する「三菱総合研究所ビルヂング」(東京都千代田区大手町、総賃貸面積1万8,006平方メートル)と、三菱地所(株)が保有する「三菱UFJ信託銀行本店ビル」(東京都千代田区丸の内、総賃貸面積1万1,737平方メートル)の資産交換を行なうと発表した。「三菱総合研究所ビルヂング」を419億円、「三菱UFJ信託銀行本店ビル」を447億円で取得する。契約日は2007年3月12日、引渡し日は3月28日を予定。

 同投資法人が譲渡する「三菱総合研究所ビルヂング」は、大手町土地区画整理事業施行地区内に位置する築37年、低層階440坪、高層階200坪のオフィスビル。賃貸ビルとしての競争力を維持向上させるべく検討を重ねたが、将来的に周辺ビルの建て替えが進捗した場合、競争力の低下が懸念されることから、同投資法人では新ビルへの建て替えが不可避であると判断した。しかし、建て替え期間中の減収および建物解体費用等リスクを回避することから、同じエリア内の築浅ビルと交換し、収益の継続的な安定を保つのが最良の方策という結論に至り、同エリア内に多数の賃貸オフィスビルを保有する三菱地所(株)に対し、保有資産との交換を申し入れ、本交換取引につき、合意したもの。
 「三菱UFJ信託銀行本店ビル」は2003年2月に建築された、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下4階付き29階建ての建物。同投資法人の取得対象は、区分所有権共有持分計7万5,824.97平方メートルの1,000分の226(建物所有割合19.38402%)。
 

 

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