スターツコーポレーション(株)は9日、(株)ケア21(大阪市北区、代表取締役社長:依田 平氏)との間で高齢者向け事業における資本・業務提携を行なうことを決議した。
ケア21は、大阪、兵庫、東京エリアで、訪問介護事業、施設介護事業を展開している。同社のノウハウをグループ会社に生かすことで、シニア世代の住宅、介護に関する情報提供とメニューの充実を図るのが目的。
今回の提携により、両社は(1)有料老人ホーム、高齢者向けマンションなどの物件情報の交換、共同開発、共同利用(2)高齢者向けマンションなどにおける入居者仲介(3)介護事業における運営・教育研修ノウハウの共有化、人材の交流(4)マンション入居者に対する生活支援サービス提供のための連携、などそれぞれの経営資源・ノウハウの相互活用により、事業基盤を強化する。
なお、今回の提携に際し、スターツはケア21が実施する第三者割当増資約1億7,200万円を引き受ける。これによりスターツは、ケア21の株式の12.1%(3,000株)を保有することになる。