三菱地所(株)と鹿島建設(株)は12日、共同で計画中の「仙台一番街四丁目ビル(仮称)」(仙台市青葉区)の新築工事に着手したと発表した。
同計画は、三菱地所と鹿島建設が出資する特定目的会社「はやて特定目的会社」が開発主体となり、両社が同社より開発業務を受託して進める開発プロジェクト。
立地は、仙台中央警察署跡地で、仙台市のメインストリートである東二番丁通に面している。
地下1階地上14階建て、敷地面積約3,200平方メートル、延床面積約2万8,200平方メートル。
1階は店舗、2階~14階は事務所となっており、敷地内には、各種イベントが開催できる街角広場や、地下鉄「広瀬通」駅出入り口と一番町四丁目商店街を結ぶ貫通通路が設けられる。さらに、緑化により歩行者空間を演出するなど、地域の特性を生かした良好な市街地環境の創出をめざしている。
竣工は2008年7月の予定。