(株)ダヴィンチ・アドバイザーズは13日、子会社の(株)ダヴィンチ・セレクトが、金融庁より、投資信託および投資法人に関する法律(以下、投信法)に基づく業務停止命令および業務改善命令を受けたと発表した。
業務停止命令は、3ヵ月間、同社がDAオフィス投資法人(以下、同投資法人)以外の投資法人との間で、新規に資産運用委託契約を締結することを禁止するもの。
原因となる事項として、同投資法人の資産運用において、鑑定を依頼した不動産鑑定業者に対し、適切な資料を提示しなかっただけでなく、算定された鑑定評価の内容を確認しなかったことなどから、誤った鑑定評価内容が看過され、結果として過大に算定された鑑定評価額を基に同投資法人の資産の取得がなされたとしている。