不動産ニュース / 開発・分譲

2007/3/15

定借戸建「むさしのiタウン」、17日から2期分譲/東京工務店

 東京都が「戸建住宅価格引き下げの実証実験」として推進している東村山市本町地区プロジェクト「むさしのiタウン」(東京都東村山市)の2期分譲が、3月17日に開始される。

 同プロジェクトは、都営住宅(全体敷地面積24ha)の建て替えにより生み出された10haの土地を利用。都の公募に基づき選定されたハウスビルダーグループが特別目的会社(株)東京工務店を設立。同社が、都から70年間の定期借地により土地を賃借。280戸の戸建て住宅を分譲するもの。ハウスビルダー5グループが、それぞれ個性的な建物を建築。定期借地により販売価格を大幅に引き下げている。

 2月17日抽選が行なわれた1期分譲50戸は、2000組の来場者を集め、最高倍率49倍・平均倍率8.6倍で即日完売している。

 2期分譲として販売されるのは、28戸。敷地面積158~264平方メートル、建物面積111平方メートル~152平方メートル。販売価格は、2,480万円~4,280万円。最多価格帯は、3,500万円台。別途、敷金が134万円~230万円、土地賃料が月額3万2,100円~5万4,800円必要となる。抽選は、3月25日。建物完成は、2007年6月~10月を予定している。

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