不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/3/16

都心部は軒並み4割アップに/不経研、首都圏マンション「新価格」を予測

 (株)不動産経済研究所は15日、首都圏分譲マンションの価格推移と今後の見通しを発表した。都内11ヵ所、神奈川・埼玉・千葉からそれぞれ3ヵ所の合計20ヵ所について、2004年~2006年の分譲マンション平方メートル当たりの価格の推移と、「新価格」と呼ばれる今後の価格見通しを予想したもの。

 調査した20ヵ所のうち、2006年のマンション価格が04年より安い場所は1ヵ所もなく、16ヵ所が2ケタアップとなった。最も値上がりしていたのは「青山」の182.5万円(68.5%アップ)。以下「目黒」121.4万円(53.0%アップ)、「相模原」50.9万円(34.6%アップ)、「北千住」55.3万円(23.7%アップ)、「柏」53.7万円(23.7%アップ)と続く。

 一方、「新価格」については、「06年比40%アップ」と予測したのが7ヵ所、「30%アップ」が7ヵ所、「20%アップ」が3ヵ所、「10%アップ」が3ヵ所。「40%アップ」は、「赤坂」「青山」「番町」「成城学園」といった都心のプレミア立地が集中している。最も単価が高くなると予想した「青山」(255.5万円)は、04年比135.9%アップと、約2.3倍にアップ。「目黒」(169.96万円)も114.3%アップと、約2.1倍となる。郊外部でも「相模原」(61.08万円)が61.5%アップ、「さいたま新都心」(68.64万円)が51.8%アップと、軒並み大幅アップとなった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。