不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/3/29

都心5区の大型ビル、平均賃料増加傾向続く/ビルディング企画

 (株)ビルディング企画(東京都港区、社長:中村郁文氏)は、2007年2月度の全国4大都市圏(東京・神奈川、名古屋、大阪、福岡)主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた「LEASING REPORT 2007年4月号」を発表した。
 07年2月1日~28日までの期間にテナント募集を行なったオフィスビル合計1万1,914棟(うち東京・神奈川エリア6,109棟)を対象に調査を行なったもの。

 都内主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大型ビルの平均賃料は、坪単価2万7,055円(前月比497円増)。平均空室率は2.81%となり、前月比0.09ポイント改善した。

 同社では、港区エリアにおいて、賃上げの影響から大型ビルの空室が少しずつ出てきたという調査結果も出ているとしながら、同エリアでの需要は高いため早期に決まる可能性が高いと推測。
 また、千代田区の神田・秋葉原エリアにおいては、4月に秋葉原駅前に竣工する「秋葉原センタープレイスビル」のテナント募集がスタートしており、周辺エリアを含めて希少価値が高いことから、成約賃料も高値になると分析している。

 その他主要エリアのオフィス市況についての詳細は、「ビルNAVI」(http://www.birunavi.com/market/)で公開している。

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