野村不動産レジデンシャル投資法人(NRF)は3月30日、「ベネフィス博多グランスウィート」(福岡市博多区)、「ベネフィス薬院南」(福岡市中央区)の信託受益権取得を決定した。取得先は、いずれも三和エステート(株)(福岡県福岡市、代表取締役:石井和俊氏)。取得予定日は、5月16日。
「ベネフィス博多グランスウィート」は、地下鉄空港線「博多」駅徒歩18分に立地する、地上13階建て・総戸数67戸の賃貸マンション。約7割の45戸が30平方メートル以上のゆとりある住戸で、単身社会人、DINKS、若年層のファミリーといった幅広い層への安定的な需要が見込めると判断し、取得を決定した。取得価格は、8億3,000万円。
「ベネフィス薬院南」は、西鉄天神大牟田線「薬院」駅徒歩6分に立地する、地上13階建て・総戸数34戸の賃貸マンション。福岡市内のビジネス・商業の中心である天神エリアまでのアクセスに優れるほか、機能的な「25平方メートルタイプ」を中心(全34戸中30戸)とした居住プランを採用している。取得価格は、3億5100万円。
両物件の取得により、同投資法人のポートフォリオは96物件・取得価格ベースで751億2,940万円となる。