物流施設専門の不動産開発会社プロロジスは9日、マルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク鳥栖Ⅰ」の起工式を佐賀県鳥栖市内の建設予定地にて行なった。
起工式には、佐賀県農林水産商工本部から徳渕康則企業立地統括理事、鳥栖市から橋本康志市長などが参列した。
同施設は、九州初の物流施設であり、鳥栖市内の流通業務団地「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」6街区に建設される。敷地面積約5万2,000平方メートル、延床面積約7万2,893平方メートル、3階建ての複数企業向け流通型物流センターとして、プロロジスが持つ最新の物流施設開発ノウハウを駆使し、使用感の良さ、諸作業の効率を最大限に高める設計となっている。その主な特徴は、利用企業ニーズに応じ、1フロア約2,000坪から約8,000坪の倉庫スペースを提供できる。
施設の1階には企業1社の入居が決定しており、その他フロアにおいても利用企業の募集を進め、既存倉庫・物流センターの集約・統合ニーズにも対応していく。
竣工は、2008年2月を予定している。