国土交通省は9日、2006年度第4四半期(06年10月~12月)における不動産の取引価格情報の提供件数を発表した。
当期において提供された情報件数は1万3,844件。このうち、土地のみの取引が4,951件、土地と建物一括の取引が5,724件、マンション等の取引が3,169件となった。
また、05年7月からの累計件数は8万1,230件。内訳は、土地のみの取引が2万8,251件、土地と建物一括の取引が3万3,409件、マンション等の取引が1万9,570件。
なお、今年4月からは、調査対象地域を「全国の政令指定都市」から「全国の地価公示区域」に拡大。同データを、10月から公表する予定。また、「取引価格情報の提供制度に関する検討委員会」取りまとめを踏まえ、10月から「最寄り駅からの所要時間」「道路幅員」「建ぺい率・容積率」などの項目を追加する。