(株)不動産経済研究所は16日、2007年3月度の「近畿圏マンション市場動向」を発表した。
3月の新規発売戸数は3,464戸(前年同月比17.4%増、前月比2.1%増)となり、前年同月比2ヵ月連続の増加となった。
1戸当たりの平均価格は3,370万円(同1.0%、同0.7%アップ)と、前年同月比では3ヵ月ぶりにアップ。1平方メートル当たり単価は45.0万円(同1.4%アップ、同0.7%アップ)となり、同6ヵ月連続の上昇となった。
契約率は67.1%(同▲3.8ポイント、同▲3.7ポイント)。継続販売在庫数は5,220戸(前月末比418戸増)であった。
即日完売物件は、「ディーグラフォート大阪N.YタワーHIGOBASHI」1期3.4次(大阪市中央区、50戸、4,277万円、平均1.7倍、最高3倍)、「プラウド烏ヶ辻五条公園」(大阪市天王寺区、34戸、4,041万円、平均1.4倍、最高4倍)など24物件、673戸。
4月の発売戸数は1,800戸程度となる見込み。