(株)アパマンショップホールディングスの100%子会社である(株)アパマンショップネットワークは、2007年12月をめどに入居者斡旋、管理業務、周辺サービスまでトータルサポートするアパマンショップトータルシステム(ATS)の運用を開始する。導入後は順次全国展開をしていく。
ATSは、入居者・不動産オーナー・物件・周辺サービスといった幅広い賃貸業務に関わる情報を一元化し、それをプラットホームとして各業務間での正確かつリアルタイムな情報共有をベースとした新たなビジネスモデルの総称。
また、システム間のデータベース一元化の強みを生かし、自宅にいながら実際の店舗と同様の部屋探しができる「Web来店サービス」も実現。オンライン受発注機能の整備および関連企業とのアライアンスにより、入居者が引越しをする際に必要な引越し業者の選定や住宅総合保険(共済)などの申し込みや手配も、アパマンショップフランチャイズ加盟店でワンストップで行なうことが可能となる。
また今回は、すでに370店舗超が導入している賃貸斡旋業務の支援システム「アパマンショップオペレーションシステム(AOS)」に加え、不動産オーナーや入居者の情報、物件収支、入居率などの対応履歴などプロパティマネジメント業務全般をサポートする「アパマンショップ賃貸管理システム(APS)」を新たに開発、加盟店の管理業務をシステム面からバックアップする。管理物件の受託営業を支援するレポート機能や、不動産オーナーが送金明細や物件収支のみならず、募集状況等をリアルタイムに確認できる専用ポータルサイトのオープンも予定しており、管理拡大をサポートするシステムとなる。