日本土地建物（株）は19日、保育園と医療モール、オフィスを併設した社会貢献型複合施設「（仮称）日土地千葉中央ビル」（千葉市中央区）を着工したと発表した。
今回の事業は、同社が社会貢献をテーマに、少子高齢化問題に対する一つの提案として行なう子育て支援プロジェクトの第一弾。
地上10階地上1階建て、敷地面積554.44平方メートル、延床面積4,457.17平方メートル。
京成「千葉中央」駅から1分、JR「千葉」駅から徒歩8分の立地。
ビル内には、2階に35人の子供まで預かることのできる保育園（50坪）、2～6階に小児科を誘致する計画。7～10階にはオフィスが共存し、子育てをしながら働く女性にとって一番の心配事である、保育時の病気やケガへの迅速な対応が可能となっている。
また、子育てサポート以外にも、地域住民への健康サポート、駅前の景観形成を含めた地域社会へのサポートも実現するビルとして企画している。
ビル事業者が賃貸ビルに「保育園＋医療モール」をテナントとして誘致する試みは珍しく、同社はCSR活動の一つとして、今後も人と地域に優しいプロジェクトに積極的に取り組んでいくとしている。
竣工は2008年3月の予定。
