オリックス不動産投資法人(OJR)は19日、「2007年2月期決算」を発表した。
当期(2006年9月1日~2007年2月28日)運用状況の営業収益は84億7,700万円(前期比▲4.7%)、営業利益は38億6,500万円(同▲9.5%)、経常利益は32億500万円(同▲12.6%)、純利益は33億4,600万円(同▲8.7%増)であった。1口当たり分配金は1万4,850円。
当期、「オリックス赤坂2丁目ビル」の信託受益権の準共有持分割合の60%分(取得価格131億1,600万円)を取得するとともに、「赤坂協和ビル」(譲渡価格25億円)を売却した。この結果、当期末時点のポートフォリオは40物件、取得価格の総額は2,090億1,500万円となった。期末時点の稼働率は98.3%。
なお次期は、第11期以降に取得した「日本橋本町1丁目ビル」、取得予定の「ラウンドクロス新宿5丁目」など2物件の追加により、営業収益89億4,100万円、経常利益31億800万円、純利益31億800万円、1口当たり分配金13,792円を見込むとしている。