ニューシティ・レジデンス投資法人(NCR)は24日、2007年2月期決算を発表した。
当期(2006年9月1日~2007年2月28日)運用状況の営業収益は56億7,800万円(前期比35.2%増)、営業利益は31億5,100万円(同51.8%増)、経常利益は24億4,200万円(同49.4%増)、純利益は24億3,700万円(同49.5%増)。1口当たり分配金は1万4,858円。
当期は東京都心部の大型物件を積極的に取得し、平均資産規模は約18億円(上場時の1.5倍)となった。また、3物件の売却により9億4,400万円の売却益を実現するとともに、ポートフォリオにおける築年数の改善を図った結果、当期末時点の保有資産合計は、94物件、1,670億円となり、上場時の2.7倍まで成長した。
期末現在の稼働率は、ポートフォリオ平均94.2%(面積ベース)。
なお次期は、営業収益56億9,000万円、経常利益21億3,500万円、純利益21億3,300万円、1口当たり分配金1万3,000円を見込む。