不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/4/27

都心5区の大型ビル、平均賃料増加傾向続く/ビルディング企画

 (株)ビルディング企画(東京都港区、社長:中村郁文氏)は、2007年3月度の全国4大都市圏(東京・神奈川、名古屋、大阪、福岡)主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた「LEASING REPORT 2007年5月号」を発表した。
 07年3月1日~31日までの期間にテナント募集を行なったオフィスビル合計1万2,033棟(うち東京・神奈川エリア6,185棟)を対象に調査を行なったもの。

 都内主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大型ビルの平均賃料は、坪単価2万7,310円(前月比255円増)。平均空室率は2.81%となり、前月比変動なしだった。

 同社では、「市場は継続安定期を迎えつつある。ただし、再開発の動きが活発で、変動の大きいエリアもある。今春、東京ミッドタウンと新丸ビルが相次いで竣工し、都心部の大型再開発は一段落するが、来年度竣工に向けて湾岸エリアなどの大型プロジェクトも活発に動いており、現在の好景気に乗った企業の移転がどこまで続くか注目される」と分析している。

 その他主要エリアのオフィス市況についての詳細は、「ビルNAVI」(http://www.birunavi.com/market/)で公開している。

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