

日本におけるCPM(不動産経営管理士)資格の普及・促進を行なっているIREM-JAPAN(会長:塩見紀昭氏)は、4月21日~25日に米国・ワシントンで開催されたIREMの定時総会に、塩見会長ほか幹部7名を派遣した。
不動産管理協会 (IREM) は、全米リアルター協会 (National Association of REALTORS) の同属団体で、CPMの教育をはじめとして、世界中の不動産管理業界のニーズに応えることに貢献している。IREM-JAPANは、04年の本部総会で110番目の支部と認定され、これまでに約120名のCPM資格者を輩出している。
今回の総会では、日本など米国以外の支部の交流を図る「国際委員会」で、韓国、チリ、カナダ、日本のプロパティ・マネジメントとCPMの現状をテーマにしたプレゼンテーションが行なわれ、塩見会長が日本代表として日本のPM事情や賃貸管理ビジネスなどについて講演。「サブリース方式について多くの質問を受けた」(塩見会長)という。
また、CPM普及など積極的な活動を行なった支部に対する本部表彰において、IREM-JAPAN(日本支部)が「FOUR STAR(四つ星)」の評価を受けた(最高:五つ星)。米国外の支部では、最高の評価となった。
今回の表彰に関しては塩見会長は「日本支部は、他国に比べCPM資格を大事に扱っており、認定も非常に慎重。総会等への参加も必ず行なっており、こうしたまじめな姿勢とともに、CPMを順調に輩出した点など、熱心な活動状況が評価されたのではないか」としている。
なお、IREM-JAPANの活動内容は、ホームページ(http://www.irem-japan.org)を参照のこと。