不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/5/11

完工引渡し棟数の増加で増収/ミサワホームHD07年3月期決算

 ミサワホームホールディングス(株)は11日、2007年3月期決算を発表した。

 当期(2006年4月1日~07年3月31日)の連結売上高は4,145億6,600万円(前年同期比8%増)、営業利益130億6,500万円(同▲26.9%)、経常利益120億6,900万円(同▲17.1%)、純利益1億9,100万円(同▲99.8%)となった。

 同社では工業化住宅を追求し、地球環境を考えたすまいづくりなどに取り組み、木質系住宅「URBAN DESIGNERS VikiFEMY」や鉄骨系ハイブリッド住宅「HYBRID BLANC」、アパート・賃貸住宅「Belle Lead SELECT STYLE PLUS」などの6商品を発売。東北ミサワホーム(株)などの新規連結および完工引渡し棟数の増加などにより増収となった。
 利益面については販売費および一般管理費の増加により経常利益が前年比減。また、純利益も減少となったが、これは前年に金融機関からの金融支援による債務免除益1,133億2,600万円を特別損益に計上していたことに加え、当期に繰延税金資産を取り崩したことなどによるとしている。

 次期見通しについては売上高4,200億円、営業利益120億円、経常利益110億円、純利益60億円を見込んでいる。

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