不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/5/15

マンション分譲事業好調、「新中期経営計画」も発表/アゼル

 (株)アゼルは14日2007年3月期決算を発表、併せて「新中期経営計画」を策定した。

 当期(2006年4月1日~07年3月31日)の売上高は713億9,200万円(前年同期比3.2%増)、営業利益30億5,600万円(同5.5%増)、経常利益21億9,300万円(同3.6%増)、純利益20億1,500万円となった。
 マンション分譲事業では「マンション分譲事業部門の抜本的な建て直し」を柱とした、「新3ヵ年計画」のもと、一次取得者層向けのファミリーマンションに特化し、顧客のニーズにあった商品開発を徹底させ新規物件の供給を行なった結果、「スターコート豊洲」(東京都江東区)、「ザクス」(川崎市川崎区)など1,063戸の引渡しを行ない、売上高349億5,100万円(前年同期比16.3%増)、営業利益21億9,700万円(同32.5%増)となった。
 その他の不動産事業部門では、マンション管理事業および賃貸事業を中心に計画通りに推移したたものの、転売用不動産売上げの減少により、売上高は40億6,400万円(同▲50.4%)、営業利益3億7,500万円(同▲31.2%)となった。
 次期予想については売上高685億円、営業利益29億5,000万円、経常利益21億円、純利益18億円を見込んでいる。

 また、2010年3月期を最終年度とする「新中期経営計画」において既存事業の収益力をさらに高めるとともに、既存事業との相乗効果が期待できる分野への積極的な展開を図っていくとしている。
 不動産ソリューション事業では東京23区、横浜、川崎市内をコアエリアとした事業の展開や、収益不動産の賃料更改・リニューアル・管理コスト削減などによるバリューアップ事業の強化などをあげている。
 マンション分譲事業においては「Angel」ブランドの浸透している京浜地区と集客力のある都心エリアを重点に供給。マンション管理事業では他社管理物件の受注獲得による新規顧客の拡大をめざす。

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