国土交通省は21日、都市景観大賞「美しいまちなみ賞」受賞地区を発表した。
同賞は「景観法」の基本理念に基づいた、良好な景観形成の動きを国民運動として全国展開する普及啓発活動の先駆けとして、美しいまちなみを創り、育てるために公民が協力。ハードとソフトを含めた総合的な取組みが行なわれている地区を全国から募集し、その中で特に優れた地区について表彰することで、広く国民に紹介し、より良い都市空間の形成をめざすもの。
「美しいまちなみ大賞」には、北九州市紫川マイタウン・マイリバー整備地区(北九州市)、山鹿市豊前街道山鹿温泉界隈地区(熊本県山鹿市)の2地区が選ばれた。
「美しいまちなみ優秀賞」には、美春町大町地区(福島県田村郡三春町)、川口市リボンシティ地区(埼玉県川口市)、豊田市桜町地区(愛知県豊田市)ほか3地区、計6地区が選ばれたほか、「美しいまちなみ特別賞」1地区が選ばれた。
なお、同賞の表彰は「『日本の景観を良くする国民運動推進会議』全国大会」において行なわれる。詳細は推進会議ホームページ参照。