(株)大京とオリックス不動産(株)、オリックス(株)は23日、共同で住宅特化型REITを組成する基本合意を締結したことを発表した。
大京は、マンション分譲で29年間連続供給戸数トップの実績を持ち、不動産仲介に加え、マンション賃貸運営などのノウハウやREIT事業を進めるうえで必要なサポート体制が既に確立しており、今期からスタートした「新3ヵ年計画」においても賃貸マンション開発事業の強化を打ち出している。
また、オリックスグループは、多彩な不動産開発能力のほか、多角的な金融サービスを展開しており、REITの設立・運営、不動産ファイナンスなど金融分野で高い実績を持ち、豊富な金融ノウハウを有している。
両グループのノウハウを結集することで、REIT市場において業界トップクラス「レジデンシャルREIT」をめざしていくとしており、大京グループの事業基盤、住宅開発・供給力を活用することなどにより対象資産である賃貸マンションを高品質な仕様とすることで、高い資産性が期待できるとしている。