(株)アーバンコーポレイションは24日、2007年3月期決算を発表した。
当期(2006年4月1日~07年3月31日)の連結売上高は1,805億4,300万円(前年同期比180.6%増)、営業利益612億7,100万円(同409.5%増)、経常利益563億9,800万円(同428.2%増)、当期純利益300億3,900万円(同281.2%増)の大幅増収増益。
不動産流動化事業において、不動産ファンドなどへの同社開発物件の売却が大幅に拡大した結果、売上高1,263億8,000万円(前連結会計年度比471.1%増)、営業利益602億500万円(同433.0%増)を計上した。
不動産分譲事業では、新規分譲マンションの販売が計画どおり進捗したことに加え、開発、販売における利益率改善が進んだ結果、売上高285億7,300万円(同10.6%増)、営業利益38億7,600万円(同101.6%増)となった。
アセットマネジメント事業においては、保有型ファンドの預かり資産が拡大し、管理報酬が増加。なお、当年度において、売上高の一部を不動産流動化事業に計上したことや、SPCを連結対象としたことにより、売上高39億8,500万円(同26.1%増)、営業利益19億100万円(同▲20.3%)となった。また、プロパティマネジメント事業では、管理受託件数の増加から、売上高106億4,200万円(同46.2%増)、営業利益3億5,000万円(47.1%増)を計上した。
次期については、連結売上高2,507億円、営業利益623億円、経常利益570億円、当期純利益305億円を見込んでいる。