不動産ニュース / 団体・グループ

2007/6/4

「住宅に係る消費税率の据え置き」が大きな課題/住団連が総会

「住宅に関する消費税率の据え置きを陳情していきたい」と語る和田会長
「住宅に関する消費税率の据え置きを陳情していきたい」と語る和田会長

 (社)住宅生産団体連合会は1日、平成19年度定例理事会・総会を開催し、今年度の事業計画などを承認した。

 今年度の事業計画では、(1)住宅に係る消費税率は現行での据え置き等の特別措置を求めていく、(2)地球温暖化問題について住宅業界としてのさらなる対策を推進する、(3)住宅の長寿命化を図り、良質な住宅ストックの形成を図る、(4)安全・安心・環境に優しい住宅・まちづくりを支援する税制の実現に取り組む、(5)まちなみ環境の育成を図る、などを重点事項として挙げている。

 また、総会終了後に行なわれた記者会見で和田 勇会長は「消費税率の一律引き上げは、若い世帯のマイホームの夢が遠くなり、住生活基本法でめざす豊かな住生活の実現が困難になる。住宅に関しては5%の据え置きなどの特別措置を陳情していくことを、一年の大きな課題にしていきたい。また、長寿命な住宅づくりを行なうことは、税制上においても重要となる。日本ではまだ流通が少ないが、200年住宅をめざし、良質な家を提供できるようにしていきたい」などと語った。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆