情報通信事業を手掛ける(株)コネクト(大阪府東大阪市、代表取締役:植村栄史氏)は11日、新ブランド「ミドリウム」による、個人・法人向けの屋上緑化事業に参入すると発表した。同日、「ちよだプラットフォームスクウェア」(東京都千代田区)屋上に作られたモデルガーデンの発表会が行なわれた。
ミドリウムは、優れた保水性と浸水性を持った土を使用することで従来工法より薄い土厚で緑化空間を作ることができるため、軽量で強度の低い既存建築物の屋上でも容易に設計・施工が可能。また、人口資材をほとんど使用しないためコストも軽減されるといったメリットがある。
商品ラインナップは、法人向けの「薄層緑化」(3,000円/平方メートル)、「芝生・草木緑化」(1万5,000円/平方メートル)、「菜園緑化」(2万5,000円/平方メートル)と、個人向けキット(1万3,400円/0.25平方メートル)など。
会見で、同社取締役CEO小田原龍一氏は「ミドリウムを通じ、地球温暖化やヒートアイランド現象などを防止し、地球環境と人々の暮らしを豊かにする、持続可能な環境づくりをしていきたい」などと語った。
このほか発表会では、ガーデンコンシェルジュの山内美陽子さんとタレントの千秋さんによるトークショーやミドリウムへの苗付けなどが行なわれた。