不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/6/12

一口当たり分配金は1万3,682円に/KRI

 ケネディクス不動産投資法人(KRI)は11日、2007年4月期決算を発表した。

 当期(2006年11月1日~07年4月30日)の営業収益は57億7,800万円(前年同期比109.3%増)、営業利益は26億8,600万円(同104.7%増)、経常利益は21億4,800万円(同101.1%増)、当期純利益21億4,800万円(同101.1%増)、一口当たりの分配金は1万3,682円となった。配当性向は100%。

 当期は、オフィスビル10物件(取得価格の総額297億5,500万円)を取得し、ポートフォリオ構成の見直しの観点から住宅2物件(同14億700万円)を売却。その結果、当期末現在で合計72物件(同1,750億9,000万円)までポートフォリオを拡大した。

 次期(10月期)については、東京、神奈川、埼玉、千葉の主要都市の中規模オフィスビルに重点投資を行ない、ポートフォリオにおけるオフィスビル比率をさらに引き上げていく。都市型商業施設については、繁華性の高い地域の商業施設に限定して投資を行ない、住宅については、当面新規投資を行なわず、オフィスビルとの資産入替えも検討していく。これらの投資方針を実現するため、資産運用会社独自のネットワークに加え、ケネディクス・グループのサポートラインの両面からなる「マルチパイプライン」を活用した物件取得活動を今後も推進していく方針。
 以上のことから、営業収益70億6,000万円、経常利益26億8,100万円、純利益26億8,000万円、一口当たりの分配金1万3,400円を見込んでいる。

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