パーク24(株)は、東京都の行政財産である都税事務所の駐車場を借り受け、6月下旬より「タイムズ」のサービスを開始すると発表した。
今回のサービスは、同社が公募型のプロポーザル方式により、企画提案内容、導入実績、経営基盤などの総合的な評価を受け、東京都より選定されたことにより実現。これにより都税事務所では利用者専用駐車場の不正駐車防止と事務所利用者の利便性の向上、閉庁時間の駐車場施設の有効活用が可能となる。
また、同サービスは地方自治法改正後、初の東京都財産の借り受けとなる。
借り受け対象となる物件は「東京都荒川都税事務所」(荒川区荒川、駐車台数5台)、「東京都中野都税事務所」(中野区中野、同6台)、「東京都新宿都税事務所」(新宿区西新宿、同11台)の3ヵ所で、身体障害者や高齢者の利用も考慮した集中精算機の設置や動線の設計、4ヵ国語対応の精算表示など、利用者が使いやすい設計となっている。
同社では、今後も地方自治体の効率的な駐車場運営の一助となる企画提案を行ない、快適なまちづくりへの参画を図っていくとしている。