国土交通省は19日、一級建築士40名に対し、業務停止および免許取消に係る懲戒処分を行なうことを発表した。
処分を受けるのは、一建設(株)および(株)アーネストワンが分譲した戸建て住宅の設計者である一級建築士22名。このうち、違反設計を理由とした免許取消が7名、業務停止が15名となった。
また、浅沼良一元二級建築士が構造計算を行なった物件の元請け設計者である一級建築士1名は、違反設計および不適切な設計を理由に、業務停止となった。
水落光男元一級建築士が構造計算を行なった物件の元請設計者である一級建築士2名も、違反設計を理由として、業務停止となった。
そのほか、不十分な工事監理、無登録業務の実施、不適切な設計等を理由に、15名が業務停止となった。