森ビル(株)は、来街者の快適性向上および省エネルギー推進の観点で、2006年夏から六本木ヒルズ(東京都港区)に導入した、省エネルギー型の外気冷却システム「ドライミスト」の自動制御運転を6月20日より開始した。
ドライミストは、ベタつきを感じないほどの超微細な水滴(ミスト)をノズルから噴霧し、その水滴の気化熱によって森の涼しさと同様のヒーリング効果が得られる装置。消費電力量は、エアコンの約30分の1と環境負担が軽く、次世代の省エネルギー型冷却装置として注目されている。
設置場所は六本木ヒルズ「66プラザ」の一部区画、噴霧時間は8:30~18:30。噴霧期間は6月20日(水)~10月31日(水)の予定。