不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2007/7/3

日本国内不動産による総額400億円のファンド組成/レッドウッド・グループ

 レッドウッド・グループ(株)は3日、6月27日付けで、日本国内の不動産で構成した、総額400億円相当の機関投資家向けファンド組成を完了したと発表した。

 同ファンドは、東京、大阪、仙台、福島のオフィスビル、商業ビル、ローサイド型商業施設用地、賃貸住宅などで構成。東京ビジネス地域のオフィスビル、次いで仙台の複数物件がポートフォリオの大部分を占めており、総床面積は7万平方メートル以上。仙台の物件には、駅前商業ビルおよび新築を含む賃貸住宅が2棟含まれる。

 同社は、当該ポートフォリオの運営および再開発を担当。物件取得にあたっては、プライベートエクイティファンドなどによる投資と、オリックス(株)のノンリコースローンを利用した。

 同社のアクイジションディレクター大村将裕氏は「このファンドは、国内の有力都市のアセットにより構成しており、日本経済の回復とともに成長を続ける中小企業が主なターゲット。多数のテナントで構成されることでリスクの分散を図っている。地域の安定性もあり、恒常的なリターンを見込むことができる」などと述べている。

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