日本土地建物（株）は3日、ヒューリック（株）、（株）みずほ銀行と共同で開発を進めてきた「（仮称）仙台共同ビル」（仙台市青葉区）建て替え事業の第一期となる事務所棟「仙台ファーストタワー」を竣工した。
同事業は、隣接する2棟のビルを二期に分けて段階的に開発する建て替え事業で、第二期工事では商業棟とアトリウムを建設する計画。仙台市における「都市再生特別地区」の適用第一号プロジェクトとして、2005年9月に着工していた。
建物は、地上24階地下2階建て。延床面積は約2万4,000平方メートル。ハイスペックなオフィス空間と、立地を生かしたハイセンスな商業空間を融合。青葉通りのケヤキ並木と調和した緑化や、第二期工事のアトリウム・屋上庭園を通じて、「賑わい」と「憩い」の場を創造し、「都市への貢献」の実現をめざす。
なお、プロジェクト全体の完成は、09年5月の予定。
