(株)不動産経済研究所は17日、2007年6月度と2007年上半期(2007年1月~6月)の「首都圏建売住宅市場動向」を発表した。
6月度の新規販売戸数は627戸(前年同月比3.6%増、前月比22.5%増)となった。地域別では東京都107戸(全体比17.1%)、千葉県161戸(同25.7%)、埼玉県201戸(同32.1%)、神奈川県150戸(同23.9%)、茨城県8戸(同1.3%)となっている。
1戸当たりの平均価格は4,683.3万円(前年同月比1.2%ダウン、前月比3.4%ダウン)。
新規販売戸数に対する契約戸数は205戸、月間契約率は32.7%(前年同月比32.4ポイントダウン、前月比6.2ポイントダウン)となった。
即日完売は0戸、6月末現在の翌月繰越販売在庫数(販売後6ヵ月以内)は1,165戸(前月比124戸増)であった。
また2007年度上半期(2007年1月~6月)の「首都圏の建売住宅市場動向」では、供給戸数は3,354戸(前年同期比11.1%増)であった。地域別では、東京都773戸(全体比23.0%)、千葉県963戸(同28.7%)、埼玉県616戸(同18.4%)、神奈川県937戸(同27.9%)、茨城県65戸(同1.9%)であった。
1戸当たりの平均価格は4,893.1万円(前年同期比6.3%アップ)。地域別では、東京都6,119.0万円、千葉県3,864.8万円、埼玉県3,760.4万円、神奈川県5,730.2万円、茨城県4,215.0万円であった。