積水ハウス(株)は17日、スターウッドホテル&リゾートと「セント レジス ホテル大阪」(大阪市中央区、総客室数159室)のリース契約の締結を発表した。
同ホテルは大阪市を南北4kmに伸びる御堂筋と本町通りが交差するオフィス街と、ハイブランドショップなどが集まる活気のあるエリアに立地。同社が建築・所有する新築複合ビルに、日本初のセント レジス ホテルが誕生する。また、従来の高さ制限を超える130m超の高層ビルの建設が可能な「土地再生特別地区」の適用を大阪市より受けており、高層ビルの建設が可能となった。
建物は従来からの御堂筋の景観に倣う低層部と、新たな制限緩和による高層部からなり、1階にはホテルエントランス、オフィスエントランス空間、店舗の入店、3階から10階にはオフィス、11階から27階には「セント レジス ホテル大阪」が計画されている。
ホテル館内には、2つのレストラン、バー、スパ、ボールルームとファンクションルーム、ウェディングチャペルなどの施設を予定している。
同社は「大阪を代表するメインストリートに新しい御堂筋を先導するシンボルとして、地域の賑わい・交流・憩いを提供できる場の創造をめざす」としている。