小田急不動産(株)は25日、2008年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。
当期(2007年4月1日~6月30日)連結業績の売上高は70億9,200万円(前年同期比84.4%増)、営業利益8億2,700万円(前年同期▲1億3,700万円)、経常利益8億3,100万円(同▲1億8,400万円)、当期純利益6億6,500万円(同▲6,200万円)であった。
不動産販売事業では、「小田急コートアベニュー新百合ヶ丘」(神奈川県川崎市)などの戸建て住宅、「ガーデンアリーナ新百合ヶ丘」(神奈川県川崎市)のマンションおよび土地を計上したほか、仲介斡旋業についても積極的な営業活動を展開。その結果、建築請負工事および販売代理を含めた営業収益は、計上戸数の増加により48億4,300万円(前年同期比206.0%増)、営業利益は6億5,300万円となった。
また、土地建物賃貸業では、既存賃貸ビル・マンションの稼働率の維持・向上を図り、賃料の増額に向けた取り組みを実施したほか、仙台地区において自社開発・所有を目的とした賃貸物件用地を取得。その結果、営業収益は17億4,700万円(同▲0.6%)、営業利益3億500万円(同1.1%増)を計上した。
なお通期連結業績予想については、売上高388億円(同23.4%増)、営業利益31億円(同37.8%増)、経常利益25億円(同24.7%増)、当期純利益14億円を(同14.8%増)を見込んでいる。