「収益物件・不動産投資の逆オークションサイト『楽待』」の運営会社である(株)ファーストロジック(東京都港区、代表取締役社長:坂口直大氏)は24日、「不動産投資家が本当に求める物件とは」についての統計結果を発表した。
同調査は、同社が運営するウェブサイト「楽待」に登録されているニーズ(収益物件の購入希望条件)を対象に、楽待統計エンジンで演算処理したもの。統計期間は1月1日~6月30日、有効数は1,306人。
希望価格の統計結果は、5,000万円~2億円の物件に対する希望が4割から6割に増加。5,000万円~3億円を求める投資家は41%から約70%に増加していることが明らかとなった。
希望物件種別の統計結果については、1棟ものを希望する投資家が圧倒的多数を占めた。また、最近発表された調査によると、サラリーマン不動産投資家が所有する約70%が区分所有であったのに対し、楽待に登録されているニーズは「1棟:84%」、「区分所有:12%」という正反対の結果となった。
希望物件所在地の統計結果は、不動産投資家が希望する物件所在地の約4割が東京都であり、1都3県を約6割の投資家が希望していることが分かった。また、上位5府県(東京、大阪、神奈川、埼玉、千葉)が全体の約72%を占めることが明らかとなった。