(株)レオパレス21は26日、2008年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(2007年4月1日~6月30日)の売上高は1,095億1,300万円(前年同期比▲23.3%)、営業利益▲14億3,600万円、経常利益9億9,200万円(同▲92.2%)、純利益13億400万円(▲79.7%)となった。
セグメント別では、アパート建築請負事業における売上高が311億1,200万円(前年725億8,500万円)、賃貸事業における売上高は707億8,200万円(同642億7,900万円)、ホテルリゾート関連事業における売上高は28億6,900万円(同32億7,400万円)、その他事業における売上高は57億1,700万円(同37億2,800万円)となった。
アパート建築請負事業は、前年同期に建築竣工期のズレが大幅に発生し一時的に売上高が増加したため、当期は売上高が大幅に減少した。
また、同社グループは、営業形態としてアパート建築請負事業は、賃貸入居需要の最繁忙期である3月完成の請負契約が多く、賃貸事業はアパート完成に伴い、毎月管理戸数が増加することから、売上高・利益ともに上期より下期、第1四半期より第2四半期の方が多くなる傾向にある。
なお、アパート建築請負事業の受注高は983億9,700万円(前年同期比34.6%増)、受注残高3,159億7,000万円(同40.6%増)と好調に推移、賃貸事業の管理戸数は39万9,000戸となった。
通期(2007年4月1日~08年3月31日)予想では連結売上高7,067億円(前期比11.9%増)、営業利益822億円(同8.1増)、経常利益800億円(同9.6%増)、純利益430億円(同15.1%増)を見込んでいる。