不動産総合情報サービスのアットホーム（株）は30日、同社ネットワークにおける2007年6月の首都圏流通市場動向を発表した。
6月の物件登録数は、中古マンションが2,114件（前年同月比11.4％増）となり、前年同月比は3ヵ月連続のプラス。新築戸建も、1万2,618件（同17.8％増）で、2ヵ月連続のプラスとなった。
首都圏の物件成約数は、中古マンションが753件（同17.1％増）と、4ヵ月ぶりに増加した。23区が254件（同39.6％増）と大きく増えたのをはじめ、神奈川県を除く首都圏全域で成約数が増えたため。新築戸建は1,938件（同5.2％増）で15ヵ月ぶりのプラス。中古戸建は396件（同増減なし）で、前年同月比マイナスは14ヵ月連続でストップした。
平均成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり33万8,300円（同6.0％上昇）で7ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,017万円（同3.2％上昇）で4ヵ月連続で2,000万円を超え、6ヵ月連続のプラスとなった。新築戸建は、1戸当たり3,618万円（同5.9％上昇）で12ヵ月連続のプラス。中古戸建も3,026万円（同6.6％上昇）で2ヵ月連続のプラスとなった。
