(株)リビングコーポレーションは3日、2008年12月期中間決算説明会を開催した。
当期(2007年1月1日~07年6月30日)の売上高は32億6,000万円(前年同期比18.4%増)、営業利益5,300万円(同▲71.0%)、経常利益2,000万円(同▲84.9%)、当期純利益800万円(同▲89.3%)。
自社開発事業において、賃貸デザインマンション「MODULOR」シリーズ5件、ビジネスホテル「HOTEL-MJ」シリーズ1件を竣工、引渡し、売上高32億1,200万円(同21.9%増)を計上。企画設計事業では、取扱件数が7件となり、売上高4,700万円(同▲56.2%)と減収となった。
また、同社は7月31日付けでSBIホールディングス(株)の同社株式に対する公開買付けに関する賛同意見を表明。説明会の席上、同社代表取締役社長の今井武一氏は「不動産開発事業に関する技術提供や開発用地情報の提供など、相互補完し合うことでシナジーを図る。SBIホールディングスのインターネットインフラを使うことで、富裕層に対する戦略を強化し、『MODULOR』シリーズの販路を開拓していきたい。金融面でもバックアップしてもらうことで、ホテルシリーズも全国展開を図っていく。SBIグループの中核を担う会社へと成長していきたい」と語った。