大和ハウス工業(株)は6日、「CSRレポート2007」を発行した。
同社ではCSRを「企業と社会・環境が調和し、持続的に発展していくための総合的な活動」と捉え、その方針や取組みを理解してもらうため、同社グループの事業方向性を示す「ア・ス・フ・カ・ケ・ツ」というキーワードを切り口に、社会・環境との調和に向けた具体的な対応や活動について報告している。
今回の報告書は「共に創る 共に生きる」の造語である「共創共生」をキーワードに構成。特集ページでは、ステークホルダーの声を「住まい」「街」「暮らし」に関する同社の複合的な活動ごとに掲載している。
「地球環境の取組み」では、地球温暖化防止に向けたCO2排出量削減のための取組みや、建設現場で発生する建設副産物の発生抑制および再利用の資源循環システムの構築などを紹介。
「企業市民としての取組み」では、社員のための新制度や、地域社会とともに行なった1年間の活動を従来よりも詳しく掲載している。
また、昨年度に取り入れた「CSR自己評価指標(CSRマネジメント)」の2006年度実績を開示し、CSR活動に対する取組み状況を報告した。
また、同報告書はWEB上でも公開しており、同社ホームページから閲覧可能。